NHKスクープBOX

あなたの投稿がニュースに

プロジェクト概要

災害・事故の現場や、珍しい自然現象など、視聴者の皆様が撮影した貴重な映像をNHKのニュース番組等で活用するための投稿プラットフォームです。 誰でも簡単に動画や写真を送信できる操作性と、放送水準に耐えうる高品質な撮影をサポートする機能を兼ね備えた、公共放送を支える重要なアプリです。

主な機能・特徴

映像撮影に特化したUI、機能

ユーザ登録や初期設定などを廃し、すばやくアプリを開いて映像を投稿できることを重視しています。 アプリを開くとすぐに動画撮影モードに切り替わる「クイック撮影機能」も搭載しています。

放送クオリティの撮影支援

「テレビで使いやすい映像」を撮影してもらうため、撮影画面に「水準器(水平器)」を搭載。 スマートフォンを水平に保ち、安定した映像を撮るための工夫が施されています。 また、初心者向けの撮影講座コンテンツも収録しています。

大容量ファイルの安定送信

高画質な動画ファイルは容量が大きくなりがちですが、分割アップロード処理により、確実かつスムーズにサーバへ送信できる仕組みを構築。 送信中断時の再開機能や、複数ファイルの同時送信にも対応しています。

位置情報・メタデータ連携

ニュースの速報性を高めるため、ユーザの任意で撮影場所の「位置情報」を取得・付与して送信可能。 いつ・どこで撮影されたかという信頼性の高い情報を映像と共に届けることができます。

DEVELOPMENT TECHNOLOGY

開発言語・環境:Native (Android: Java / iOS: Swift)

公共インフラとしての信頼性と、カメラ等のデバイス機能を最大限に引き出すため、各OSに最適化されたネイティブ言語を採用しました。

  • デバイス機能のフル活用:「水準器」などのセンサー機能やカメラ制御において、OS標準のAPIを直接叩くことで、高精度かつレスポンスの良い動作を実現しています。
  • 高い安定性と堅牢性:災害時などの緊急利用も想定されるため、クロスプラットフォーム技術よりも歴史が長く、動作の安定性が担保しやすいネイティブ開発を選択しました。
  • 最新OSへの即応:OSのバージョンアップ時に提供される最新機能をタイムリーに取り入れやすく、長期的な保守においても標準的な技術スタックである強みを発揮します。